Skip to content

匠Methodで目指す「ビジネスエンジニアリング」(その2:解説編)


平鍋

平鍋

モデリングしてますか?
今日は、萩本さん2回目。匠メソッドです。前回は、大きな絵の話をしていただきましたが、今回は、実践についてお話頂こうと思います。では、萩本さん、よろしくお願いいたします。


AYM 価値からデザインする。そして、それを戦略に、戦略から業務改善に、そしてITにつなげる


萩本さん

萩本さん

また登場しました、萩本です。匠メソッドですが、2つのメソッドがあります。1つはビジネス企画メソッド、もう1つは製品企画メソッド。今日ご紹介するのは「ビジネス企画メソッド」です。

ビジネス企画モデル全体像

ビジネス企画モデル全体像

「ビジネス企画メソッド」というのは、右図にある通り、全体図として「組織ビュー」「ドメインビュー」「プロジェクトビュー」があります。

「組織ビュー」というのは自社の組織、あるいは、お客様の組織。
「ドメインビュー」というのは問題領域の業務。あるいはビジネス。
「プロジェクトビュー」というのは特徴があるのですが、プロジェクトに絞り込むためのビュー、こういったモデルを持っていて、その中で、特徴的なところは、前回お話したように「価値からデザインしていく」ということろ。これが特徴かな、と思います。
価値をデザインして、戦略につなげて、戦略から業務の改善改革につなげて、それをITにつなげる。その時に、いろんなケースで使えるように1年くらい前から、いろんなプロジェクトでやってまして、その経験を活かして、カスタマイズ可能にできるようにメソッドを発展させてきました。


AYM プロジェクトが成功した時の”嬉しい言葉”を、”仕組み”と一緒にかんがえる


takumi_method2それがこの図(右)です。真ん中にあるのが共通の部分。共通部分に「価値デザインモデル」「価値分析モデル」こういったものが、価値からデザインされる。価値からデザインすると言っても、価値分析モデルの場合には、「ステークホルダーが、プロジェクトが成功した時に嬉しい言葉」をかんがえます。嬉しい言葉をいっぱい列挙していく。その時に仕組みも一緒に書く。

value_analyze

価値分析モデル

簡単にご紹介します。この価値分析モデル(右下図)というのは、ステークホルダーが、横に並んでいて、ステークホルダーというのはプロジェクトに関係する非常に重要な関係者、「お客様、エンドユーザー」「ユーザー企業」もあれば、あるいは「親会社」「パートナー会社」もいる。それと、自分の会社の「役員」もいる。プロジェクトが成功した時に何を価値とするか、何がうれしいのか、ということを、書いていく。下に書いてあるのが目的。
これはプロジェクト目的ですね。この辺が、皆さんご存知の「ユーザーエクスペリエンス」と違うところです。ユーザーエクスペリエンスというのは、一人の顧客の形を作って行きますが、ビジネスモデルという観点で考えると、やはり、利害関係者、ステークホルダ、それぞれの価値を書く。

もう一つ特徴が有るのは「目的」です。これはプロジェクト目的ですので、ある意味「下心」ですね。
プロジェクトの中で達成すべきことなんです。
それと価値をつなげるというのは、非常に重要なことです。

そうすることによって、例えば、「顧客拡大」という目標を書いたとします。これは非常に抽象的な言葉なんですけど、「顧客拡大」といったところで、関係するステークホルダーというのは当然エンドユーザーであり、ユーザー企業が入ってきます。この人たちの「嬉しい言葉」が、その仕組みが考えられてこそ、顧客拡大ができる。そういう顧客拡大もあれば、内部統制という問題もあるかもしれない。内部統制というのは今度は社内的な話です。監査の人たちが喜ぶかもしれないし、オーナーが喜ぶかもしれない。こういったところの目的のバランスをここで整理していく、ということ。


AYM 自分たちの特徴や”自信を持っているところ”を、しっかりデザインしていく


そうすることによって、「目的」から、今度は「要求分析ツリー」というものに繋げて行く。これちょっと見づらいかもしれませんが、「戦略要求」、「業務要求」、「IT要求」「戦略要求」の要素をですね、「目的」からとってくるんです。それともう一つ、この「価値デザインモデル」これは企業の中で、製品開発をやっているとか、ビジネス開発をやっている中で、一番特徴的であって、自分たちで自信があるところ、ここをしっかりデザインしていく。



この「要求分析ツリー」というのは、匠メソッドの中でプロジェクト戦略に使っています。プロジェクトの中で何をすべきかというところの重要な戦略。これから業務要求、IT要求に落としこんで行く。IT要求に落とし込まれた要求は、すべて業務要求、戦略要求に繋がっているので、説明可能になるんですね。そして一番右側にあるのが、「解決策」です。この「解決策」というのが、「行動計画」に繋がって行くストーリー。これと、同時に「ビジネスユースケース」「システムユースケース」、どいういう機能をお客様に提供するのか、そいういったことを整理したり、ゴール記述書ですね。これは、「解決策」から優先順位を決めて、これから、「何を」「いつまでに」「どのように」やっていくかそういった考え方に落とし込む。



これがですね、簡単に説明すると、匠メソッドの一番コアの部分ですね。

詳細なスライドはこちらから。


[関連記事]

匠Methodで目指すビジネスエンジニアリング (その1: 概要編)
匠メソッド

Advertisements

1 Comment »

Leave a Reply

Fill in your details below or click an icon to log in:

WordPress.com Logo

You are commenting using your WordPress.com account. Log Out / Change )

Twitter picture

You are commenting using your Twitter account. Log Out / Change )

Facebook photo

You are commenting using your Facebook account. Log Out / Change )

Google+ photo

You are commenting using your Google+ account. Log Out / Change )

Connecting to %s

%d bloggers like this: